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券売機が好きな私が券売機の話とそれ以外の話をするブログです。

「ダサピンク現象」がやっと理解できたからまだ理解できてない人に教えてあげるね

この記事は「ダサピンク現象」(ダサピンク問題)を完全に理解した私が
「ダサピンク現象」とは何なのかを完璧に解説して
こわい人たちから「お前全然わかってないじゃん」っていうお叱りを受ける記事です。


ここから本文です。

① 私の理解した「ダサピンク現象」
「ダサピンク現象」っていうのが流行ってる。
「ダサ」はダサい、
「ピンク」は色のピンク、桃色、っていうことで、
女性向けのモノにダサいピンクのものが多くないですかっていうことです。

女性向けだからってピンクなのはなんなの?っていうことは結構前から言われてたけど、
ダサピンクという言葉は宇野ゆうかさんという人が名づけたらしい。

残念な女性向け商品が作られてしまう「ダサピンク現象」について - yuhka-unoの日記
続・「ダサピンク現象」について―だから、「ピンクが嫌い」って話じゃなくてさぁ… - yuhka-unoの日記

この記事をよく読めばダサピンク現象がどういう問題なのかがわかるはずなのに
みんな読んでないのか読んだ上で関係ないけど自分が言いたいことを言ってるのか
ちょっとズレた話をしてる人が沢山いてわかりにくくなってる。
ズレた話っていうのは主張が間違ってるっていうことじゃなくて、
主張の内容自体は間違ってないけど、
「ダサピンク現象」と名づけた本人が問題としてる部分とは別の話になってる、
っていうこと。

宇野さんの主張をまとめると、

女性向けの商品を開発するときに(デザイナーがいろいろ案を出したとしても最終的に)
決定権のある"おっさん"が「でも女はピンク好きなんでしょ」って言うせいで
結局ピンクになっちゃう。
そうして出来るピンクの商品は"おっさん"の思考停止の結果生まれてるから
ユーザーの気持ちを反映してなくてダサい。
こういうふうにユーザーを無視して思考停止の先入観で開発しちゃうナメた態度が気に入らない!

っていうことです。ですよね?
ここでいう"おっさん"は必ずしも中年男性のことじゃなくて、
ユーザーの気持ちを考えてない偉い人なら女性でも当てはまる。

ダサピンクっていうワードだけをみるとピンクという色に恨みがあるかのように見えるけど、
ピンクがダサいっていうところに本質があるわけじゃないと宇野さんは言ってる。
だから、お前ピンク嫌いなの? ピンク好きな女もいるっしょ? みたいなのは的外れ。

「女はこんなピンクが好きだろう」っておっさんが思うピンクと
実際に女が好きなピンクは違う っていう問題でもない。
結果としてそうなってるからダサいって言われてるんだけど、
おっさんにセンスがないことが問題なわけじゃない。
左のスーツケースと右のスーツケースの区別ができないことはムカつくかもしれないけど、
記事で問題にしてるのは商品開発おじさんの思考停止であってセンスではない。

女はみんなピンクが好きなんだろって思ってるヤツがムカつく! っていう鬱憤でもない。
ムカつくし、その結果ダサピンクが生まれてるんだけど、
ピンクが好きな女は沢山いるし、沢山いる人をターゲットにしようっていう事自体は
間違いじゃない。

ピンクが好きだとしても身の回りのどんなものもピンクにしたいわけじゃない
っていう問題でもない。
この主張は林家ペー的な人じゃなきゃ理解できるしたぶん"おっさん"もわかってる。

ここまでが私の理解している「ダサピンク現象」です。
必ずしもピンクとは関係ないっていうのは、
「ダサピンク現象」は男性用洗顔料スースー問題と近い
って言ってることからもわかりますよね。

男性版ダサピンク現象の代表格は、男性用化粧品がやたらスースーすることと、男性向けスイーツのパッケージがやたら黒いことだと思う。

続・「ダサピンク現象」について―だから、「ピンクが嫌い」って話じゃなくてさぁ… - yuhka-unoの日記



以下オマケです。

②「ダサピンク現象」についての私の意見
宇野さんの言ってることはわかる。ダサピンク現象マジキモい。
でもついついダサピンクにしてしまう"おっさん"の気持ちもわかる。
私はみんなに優しいからこういうときはついつい叩かれてる側の
"おっさん"とココロ社の人を擁護しちゃうのよね。

「なぜ女性向けのプロダクトにはピンク色が多いのか」という怒りにも似た疑問について考える - ココロ社
ココロ社の人だってたぶん問題の本質は一応捉えられてて*1
その上でなんで"おっさん"は思考停止カラーとしてピンクを選ぶのか
っていう話をしてるんでしょ。
ピンクは女性に一番人気があるし見やすいし無難な色なんだよ、
っていうことなんでしょ?
だから商品開発が"おっさん"だけで行われてたら無難なピンクになっちゃうよ、
っていうことでしょ?
かかとを削るやつの開発のデザインを"おっさん"だけで決めちゃう場合はよくありそう。

そうじゃなくて、"若い女性"デザイナーの意見が"おっさん"にひっくり返されてる場合は
"おっさん"の頭が固いのをデザイナーがもみほぐしきれてないっていうことでしょ。
"おっさん"の頭が固いのは定年退職させるしかないから、
頑張る余地があるのはデザイナーのプレゼンしかないよね。

私は自称"若い女性"だけど、もし自分が"おっさん"の立場だったとしたら、
デザイナーが「今回は女性向け商品なんですけど色は青と黒と白にします」って言ったら
えっなんで?ピンクはないの?って訊くと思う。

だって『ピンク⇔女性が好きな色』っていうのが半ば常識として扱われてる現状では、
女性向けにしたいものの色を決めるときにピンクじゃない色でいきたい場合は
「あえて」それを選択するっていうことになるわけだし、
「あえて」の選択をするときはその選択をする理由を言えなきゃいけないよね。
アンケートとかとって、この商品はピンクじゃないほうがいいって思ってる女性が多い、
っていうことをデータで示さないと"おっさん"の理解は得られないんじゃないの?
「"おっさん"、そのピンクはダサいんですけど!」って言うだけなのと、
「"おっさん"、そのピンクは86%の女性がダサいって言ってますよ」っていうのでは
説得力が圧倒的に違うよね。

データを示せば脱ダサピンクできる"おっさん"だっている、
っていうことは宇野さん自身が例を挙げてるし。

「わたしたちはClueを開発するとき、何百人もの女性の意見を聞きましたが、誰もアプリがピンクであるべきだと考えていませんでした。実際、ユーザーのほとんどが、Clueのデザインはより大人っぽく、スマートで、すっきりしているという感想を述べてくれます」

排卵期予測アプリ「Clue」がデザインにピンクを使わない理由 « WIRED.jp
これとか。

だからアンケートとって適当にグラフ書いてアピールすればいいんじゃん?って思いました。

……思いましたが、私自身デザイナーという仕事を全然理解できてなくて、
↓これとか読むとそんなに甘くないみたいですね。
脱ダサピンク宣言ーその1 by はるこな | ShortNote
まずデザイナーはデザインだけ任されてることが多いんですかね。
アンケート取るのは別の仕事になっちゃうのかな。
そうなるとアンケート取るべき仕事の人がアンケートを取らないことが悪いよね。
これはもはや日本の会社というシステムそのものが抱える問題点とかいう方面の話になってきちゃいますね。

まとめると、
一番悪いのは"おっさん"にセンスがないこと
次に悪いのはそういう"おっさん"が決定できる立場になっちゃうシステム
デザイナーさんは"おっさん"に負けないようにがんばって!
っていうことでしょうか……

我々消費者にできることはこのピンクはダサいぞっていうお手紙をメーカーに出すことくらいでしょうか。開発する人がアンケートを取らないなら自分からアンケートとなって取られにいくしかないですよね。

*1:みんなピンクが好きなんだろって思うんじゃねー! っていう鬱憤に対する反論も書かれてるから的外れ感が出てるけど