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券売機が好きな私が券売機の話とそれ以外の話をするブログです。

四国一周して券売機を収集しました 1日目

お久しぶりです。
楽しい夏休みも終わり憂鬱な日々を送っております。

その楽しい夏休みには四国を一周しました。四国の券売機を全く撮っていなかったので。
一周といってもほんとうは5分の4周くらいです。



私は京都とかいう灼熱渋滞シティーに住んでるんですけど、
京都があまりにも海から遠いことに耐え切れなかったので四国に行くことにしました。
直前まで北陸あるいは仙台と迷ったんですが、
将来灼熱渋滞シティーを離れ灼熱ベイサイドポリス東京の近辺に住むことを考えると
東京から新幹線で行けるあるいは行けるようになりそうなエリアじゃなくて
東京からはちょっと行きづらいところがいいかなって思って四国にしました。
香川と高知は行ったことあったけど愛媛徳島は行ったことなかったし。


長いので3つにわけたよ。この記事は1日目。2日目以降はこちら。
四国一周して券売機を収集しました 2日目 - 券売機で購入出来ます。
四国一周して券売機を収集しました 3日目 - 券売機で購入出来ます。


8月10日の朝始発で出京都。
行きは和歌山港からフェリーで徳島に渡りました。とにかく早く海を感じたくて。
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動く歩道っていいよね。いい感じに動いてた。

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やっぱ海だよね。ヒトは海から離れては生きていけないよね。
フェリー乗ったのが朝だったからなのか海も空もかなり白くて境目もわかりにくくて、
これなら白鳥も染み放題で哀しくないなっておもいました。


南海フェリーは大っきいフェリーですごく楽しくて、
楽しい楽しいってツイートしまくってGPSログ取りまくってたらまだ朝10時とかだったのにiPhoneの電池10%とかになって大変だった。


んで徳島上陸。
この日の目的は阿佐海岸鉄道の券売機を見ること。
そのためにはかなりタイトなタイムスケジュールで動く必要があったので
徳島市街地ではほぼなにもしなかった。しなかったどころか走った。

走って開けた時間で駅前にあったそごうを探索しました。
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やっぱりそごうっていいですよね。

私は千葉市の京葉線沿線の出身で南船橋のららぽーとと千葉そごうのふたつのそごうに挟まれて育ったから、
デパートといえばそごうみたいな感じだった。
ららぽーとの2階だったと思うんだけど、専門店街とそごうの間のところにそごう店舗一覧みたいな地図(裏に照明があって光ってるゴージャスなやつ)があって、
そごうって日本各地にあるだけじゃなくて世界にもあるんだなーすごいなーっていつも眺めてた。なつかしい……
(その地図インターネットにないかなってちょっと探したんですけど見つかりませんでした……)

私にとってそごうっていうとその地図のイメージです。
トリプルクロスエスカレーターもシャンデリアも覚えてますけど世界中にあるデパートだっていう印象が強いですね。

今はかなり減ってしまいましたが、残った数少ないそごうの一つが徳島にありました。そごうがあるのはいい街。

短い時間でデパートを見物するときはとにかく全部のフロアをエスカレーターで回ることと、屋上を見ることが重要です。
エスカレーターは地下だけ違うとか一番上だけ違うとかいうことがよくあるし、
もし屋上に遊園地があったりしたら大変なので。

んでその徳島のそごうは大変でした。
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なんと屋上遊園地が!すばらしい!
徳島来てよかったです。

徳島駅からそごうへと繋がるペデストリアンデッキペデストリアンデッキ
ペデストリアンデッキに登るところには都会の象徴である屋外エスカレーターが!!徳島いい街!都会!電車ないけど!
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夢の街でした。


んで、その徳島から気動車に乗って2時間か3時間、阿佐海岸鉄道に乗り換えて着いたのは宍喰(ししくい)駅

大きな地図で見る
ここです。
宍喰駅阿佐海岸鉄道唯一の券売機設置駅で、明らかにお客さんいないのにデカイ駅舎があってしかも高架もゴージャスなコーカャスだし
なにやらヤバイ駅でした。
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しかも駅長が人間じゃなくて伊勢海老(写真左下)。ヤバイ。
伊勢海老が仕切る高架駅。ヤバイ。

券売機はJR四国のお下がりらしいのですが、JR四国でこのタイプの券売機が使われている写真は見つけられませんでした……
JR西日本にはありました近畿車輛製らしい。近畿車輛は券売機事業はオムロンに譲渡したみたいです。
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白いボタンがオシャレですね。

20分近く券売機を眺めて写真を撮っていたら駅員さんに団扇をもらいました。

宍喰の道の駅で温泉に入ってからバスを乗り継いで甲浦(かんのうら)駅→室戸岬→奈半利(なはり)駅とこれまた2時間くらいかけて移動。
たぶん生まれて初めて路線バスにこんなに乗った。2500円くらいした。しかもほぼひとりぼっちだった。

奈半利駅から土佐くろしお鉄道とJRを乗り継いで高知駅へ。


きこえながら向かったよね。向かって到着した高知駅は新しくなってた。自動改札になってた。


その高知駅を降りたらなんだか騒がしい音楽とケバいお姉さんたちが!
何だなんだと思って見てみると、なんと、よさこいの日だったのだ!!!青天の霹靂! 霹靂・オブ・ザ・青天!
あの日高知に遊びに行った人でよさこいの存在を知らなかった人は私だけだった自信がある。


よさこい、こわいです。
ズンズンミュージックと派手なお化粧とテカテカ衣装。こわい。
学園祭とかで見た大学のYOSAKOIサークルもこわかったのですが、本場のよさこいもこわかったです。
本場もYOSAKOIでした。
そもそもよさこいって1954年に阿波踊りに対抗して始まったものらしくて、伝統っていってもうちのトーチャンより歴史ないんですね。
見ててルールとかあんまり把握できなかったけど、どうやらコンテスト形式で、曲はある程度決まっててっていう感じで、
そういうことだとダンサー側としては観客を楽しませようっていうよりは自分たちがうまく踊ろうっていう内向きな方向になっちゃうんじゃないかなって、
見ててもそんな感じだった。居酒屋で隣のテーブルが盛り上がってるのを見てるみたいな。
あんまり踊りもうまくなかったし。
見る人を感動させられるレベルの踊りってかなり難しいよね。

でもどんなお祭りでも屋台でビールが飲めるのはうれしいので、
屋台でビールを飲みました。ビールおいしい。
そのあとひろめ市場ってとこに行ってビールを飲んでカツオのたたきを食べました。おいしかったです。



自主的には一生行くことはなかったであろう高知のよさこい祭りに行けたのはラッキーでした。
阿佐海岸鉄道の券売機もよくある食券タイプになってないか心配だったのですが、昔のまま残っててよかったです。
日本一お金のない鉄道会社、みたいに書かれてたから券売機更新するお金もないんじゃないかっていう読みがあたりました。
宍喰駅、オススメです。駅長が伊勢海老です。


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1日目はこんな感じで移動しました。GPSロガーアプリのSpottizmo!で取ったログをもとにちょっといじってます。

2日目はなんとまさかのあの県に行きます。

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